日立の重機用ホースを製造しました。
12mm x 2.1m 210k 両端90度エルボ 角度付き
写真が横向きになっていますが、修正するモチベーションが無いのでそのままの掲載です。
ちょうど金具も角度が付いているタイプなのでこのままでも良しとしましょう。
今回は取り付け角度のあるタイプの加工状況の写真です。両端フランジタイプ(ラッパみたいな形状でネジの無い金具)や両端角度付きのホースの場合は製作する段階で注意が必要となります。
重機の取り付ける場所と向きが決まっている為に、サンプルの金具の向きを無視して加工してしまうと、いざ取り付けるする時に金具が明後日の方向を向いていて修理不可能という場合があります。
もしくはホースを無理やりねじって取り付けると言う事にもなりかねません。油圧ホースの場合外から見るとゴムホースに見えますが、ホースの断面を見ると籠状のワイヤーが編み込んであります。これが耐圧能力を持っているのですが、ホース配管をねじって取り付けるてしまうと、籠状に編み込んであるワイヤー層も一緒に捻じってしまうことになります。
このままでも、使用は出来ますが極端にホースの寿命が下がります。
籠状に編まれているワイヤー層が取り付けの段階で捻じってあると言う事は、ある場所ではワイヤー層の隙間が極端に開いて、ある場所ではワイヤー層の隙間が極端に詰まっている事になります。そこに圧力がかかった作動油が何度も通過していくと、隙間が空いている場所、詰まっている場所のワイヤー層に負担がかかるので擦れてピンホールなど破損を招いて行きます。
ピンホールは基本的に中のワイヤー層が切れてホースの外側に飛び出す現象です。1mmにも満たない小さな穴ですが、一度開いた穴から圧力がかかた時に霧状の油が噴き出てきます。
この穴を修復する事は不可能ですので、新しいホースと交換という事になります。
じゃぁホースの捻じれはどこでチェックする?となりますが、ホースの側面にはサイズ、圧力、メーカー名などの情報が記載されています。その記載の文字は一直線にかかれていますので、印字が捻って見えたら捻じれていると言う事になります。
因みに写真の物は角度計でサンプルホースの金具の向きを計測している所です。
全く同じ物は難しいですが、計測することでサンプルと似た角度には調整出来ます。少しでも不便をかけないようにしたいですね。
お困りの際は一度お問い合わせ下さい。
碧南市の山下忠平商店(ヤマチュウ)です。
当店では、ワイヤーロープ、油圧ホース、チェーンスリングなど機械器具を数多く取り揃えております。
急ぎの場合は即時加工(工場でお待ちいただいている時間に加工します)を行い対応させていただきます。
豊富な在庫と即時加工で皆様のご来店をお待ち致しております。
他店で対応出来なかった商品も取り揃えている場合がありますので、一度ご相談ください。
下記のエリアからもお越しいただいております。
愛知県、西三河、東三河、尾張、北名古屋、名古屋市内(昭和区、瑞穂区、天白区、名東区、中区、中村区、西区、中川区、港区、南区、 熱田区、緑区、北区、東区、千種区、守山区)、 知立市、刈谷市、安城市、碧南市、高浜市、 西尾市、岡崎市、豊田市、豊明市、 豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、みよし市、大府市、東海市、東浦町、半田市、常滑市、知多市、日進市